2005年愛知万博

2005年愛知万博イタリア館は、イタリア外務省管轄のイタリア政府総代表事務所によって運営されています。伊日財団は、「日本におけるイタリア2001」をとりまとめた経験を評価され、この代表事務所のサポートをイタリア政府から任じられました。

この任務にあたり、伊日財団は、日本の万博主催者はもとより、イタリア大使館、イタリア文化会館、イタリア貿易振興会、イタリア政府観光局、イタリア商工会議所など、在日のイタリア関係機関とも一致協力して愛知万博のために働いています。
加えて伊日財団は、イタリアの主だった公的機関や民間団体をとりまとめ、各州政府や博物館、美術館、演劇場、歌劇場など、地方公共団体や教育機関とも協力することにより、本来であれば調整に時間がかかり複雑な手続きが必要な企画が、スムーズに進行するよう便宜を図っています。
また、日本の主要メディア各社は、宣伝・広告媒体を自社に備えるという利点も生かし、文化・芸術関連イベントを主催・協賛していますが、伊日財団はこうしたメディアとも良好な協力関係にあります。
愛知万博は、「日本におけるイタリア2001」から推進してきたイタリアを日本で紹介する活動を、さらに発展させるためにとても重要なイベントです。そこで伊日財団は、イタリア外務省の指示を受け、イタリア政府総代表事務所設立に必要な準備を2003年初頭から開始し、プロモーションと企画の両面で精力的に動いてきました。
2003年12月24日に制定された政令№360は、政府総代表事務所の設立を正式に認めると同時に、伊日財団が同事務所をサポートすることも定めています。

万博に伴って開催される一連の愛知万博関連イベントの企画に伊日財団は積極的に携わっています。こうした企画のひとつに、パンテレリーア島で発見された紀元1世紀のものとされる大理石製の頭部3点を、シチリア州の協力により日本で初公開する、「アウグステア・カピタ展」があります。この展覧会では、著名なファッション・フォトグラファーのファブリツィオ・フェッリによる興味深い写真も展示される予定です。その他、イタリア映画フェスティバル、プッチーニ・フェスティバル、イタリア憲兵隊ブラスバンド、レンツォ・アルボレやフランコ・バッティアートなど多数のコンサートや、ロベルト・ボッレのバレエ公演、また、さまざまなシンポジウムも企画しています。

日本におけるイタリア2001

「日本におけるイタリア2001」は、イタリアを国外で紹介する総合プロジェクトとして過去最大規模のものでした。2001年3月から東京で開催された「イタリア・ルネサンス 宮廷と都市の文化展」を皮切りに、日本において日本人のイタリアに対するイメージを高め、理解が深まるように、芸術、テクノロジー、製品、文化を通して「イタリアの創造力」を紹介しました。

2002年初夏までの1年以上に渡り、「日本におけるイタリア2001」のさまざまなイベントは、手工芸品、食品、ファッション、デザイン、観光資源、工業製品を介して、日本人が「イタリアのライフスタイル」を理解できるように、イタリアの全体像を紹介するショーウィンドウの役割を果たしました。

このように野心的な大プロジェクトを実現できたのは、日本とイタリアの友好な関係と、両国政府の協力の賜物です。 イタリア外務省と日伊協会は、このプロジェクトのためにウンベルト・アニェッリを会長に「日本におけるイタリア2001財団(伊日財団の前身)」を創設しました。 この財団は、非営利団体であり、生産活動省、文化財省、大学・科学技術研究省、農政省、州務省などと協力し、プロジェクトを推進し、コーディネートし、運営する役割を担いました。 プロジェクト実現には、各地方自治体や、数多くの文化団体、科学団体、そしてイタリアの民間企業も一丸となって貢献しています。プロジェクトに参画したイタリア民間企業の存在は、「日本におけるイタリア2001」を成功に導いた基本的要因のひとつでした。こうした官民一体の協力体制が、このプロジェクトの画期的な側面であり、その成功の大きな要因だったのです。

「日本におけるイタリア2001」は、文化的・商業的な大規模プロジェクトしての意義を超えて、伝統・生活習慣を含めたイタリアの全体像に対する理解を促し、長い歴史と文化に根ざしたイタリアが、今日では最先端テクノロジーや工業技術の面でも優れた国であることを紹介し、その評価を高めたプロジェクトだったのです。

イタリアにおける日本'95/'96

「イタリアにおける日本'95/'96」は、日本とイタリア双方の財界有力者で構成される、それぞれの運営委員会により企画され、両国政府が協力して実現した、前例のないプロジェクトでした。

このプロジェクトの一番の目的は、イタリア各地で文化的イベントを催し、幅広く日本を紹介することにありました。伝統芸能、展覧会、コンサート、国際会議、科学、テクノロジー、文学、日本映画フェスティバルなど、イベントの全てが、イタリア人の東洋に対する理解を促し、日伊両国の相互理解を深めるために企画・実現されました。

伊日財団
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